長いお別れ

2019年 全国ロードショー

監督:中野量太『湯を沸かすほどの熱い愛』
脚本:中野量太、大野敏哉
原作:中島京子「長いお別れ」(文春文庫刊)
配給:アスミック・エース 製作:『長いお別れ』製作委員会

COMMENT

監督・脚本: 中野量太
『長いお別れ』は、僕にとって初の原作を元にした映画になります。 この本を読んだ時、オリジナル脚本へのこだわりを簡単に捨てられました。 それくらい撮ってみたいと思えたし、僕の頭の中で面白くなる想像が、どんどん膨らみました。アルツハイマー型認知症を患った父を持つ家族の話なのに、何度も笑って、何度も優しい気持ちになって。僕が描きたい家族の映画がそこにありました。 納得の脚本に仕上がりました。そこに素晴らしい俳優陣が集まってくれました。 認知症を扱った映画としては、今まで観たこともない作品になると思います。 ずっと家族を映画で描いてきた僕の、また一歩進化した最高傑作を目指します。
原作:中島京子

『長いお別れ』は、認知症を患った父親とその家族を描いた物語です。認知症と聞くと、年老いた親が壊れていってしまうと身構える方が多いと思うのですが、発症してからが長いこの病気と向き合う時間は、ただつらいだけの日々ではなく、涙もあれば笑いもあります。家族にとっての大事な「別れの時間」だと、私は思っています。映画の中で、素晴らしい俳優さんたちが、どんなふうに演じてくださるのか、いまからとても楽しみにしています。